試合速報
天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 準々決勝
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ヴァンフォーレ甲府 |
試合終了
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鹿島アントラーズ |
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得点 |
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5 | シュート | 6 | ||
7 | ゴールキック | 7 | ||
7 | コーナーキック | 3 | ||
10 | 直接フリーキック | 17 | ||
3 | 間接フリーキック | 1 | ||
3 | オフサイド | 1 | ||
0 | PK | 0 |
位置 | 番号 | 選手 | SH | メンバー | 位置 | 番号 | 選手 | SH | ||||||||||
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GK | 23 | 岡 大生 | 0 | 先発 | GK | 1 | クォン スンテ | 0 | ||||||||||
DF | 3 | ビョン ジュンボン | 0 | DF | 22 | 西 大伍 | 0 | |||||||||||
DF | 22 | 小出 悠太 | 0 | DF | 39 | 犬飼 智也 | 1 | |||||||||||
DF | 6 | エデル リマ | 0 | DF | 3 | 昌子 源 | 0 | |||||||||||
MF | 18 | 道渕 諒平 | 1 | DF | 32 | 安西 幸輝 | 0 | |||||||||||
MF | 40 | 小椋 祥平 | 1 | MF | 6 | 永木 亮太 | 1 | |||||||||||
MF | 26 | 佐藤 和弘 | 0 | MF | 40 | 小笠原 満男 | 0 | |||||||||||
MF | 35 | 高野 遼 | 1 | MF | 25 | 遠藤 康 | 2 | |||||||||||
FW | 24 | 曽根田 穣 | 0 | MF | 30 | 安部 裕葵 | 0 | |||||||||||
FW | 11 | ジエゴ | 2 | FW | 14 | 金森 健志 | 0 | |||||||||||
FW | 19 | 小塚 和季 | 0 | FW | 8 | 土居 聖真 | 1 | |||||||||||
GK | 31 | 岡西 宏祐 | 0 | 控え | GK | 21 | 曽ケ端 準 | 0 | ||||||||||
DF | 4 | 山本 英臣 | 0 | DF | 28 | 町田 浩樹 | 0 | |||||||||||
DF | 34 | 今津 佑太 | 0 | DF | 16 | 山本 脩斗 | 0 | |||||||||||
MF | 5 | 窪田 良 | 0 | DF | 2 | 内田 篤人 | 0 | |||||||||||
MF | 30 | 清水 航平 | 0 | MF | 4 | レオ シルバ | 0 | |||||||||||
FW | 14 | 田中 佑昌 | 0 | MF | 11 | レアンドロ | 0 | |||||||||||
FW | 25 | 森 晃太 | 0 | FW | 18 | セルジーニョ | 1 | |||||||||||
上野 展裕 | 監督 | 大岩 剛 | ||||||||||||||||
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交代 |
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| 警告・退場 |
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試合終了後 監督記者会見
コンディションが整わない中で選手たちは良くやってくれたと思います。試合につきましては、鹿島さんの隙を突くといいますか、一瞬のチャンスも見逃さないプレーから我々が一人少ない状況でタッチラインに出すことも可能だったんですけれども、それを持ったばっかりにそこを見逃さずに得点まで繋げる攻撃は流石だと思いました。
しかし、選手たちは先程も言いましたけれども、疲労が残る中、プレッシングに行って、フォアチェックに行って、自分たちがやるべきことを最後までやろうとしてくれましたし、やり続けてくれました。チャンスもありましたけれども、決め切ることが出来ませんでした。それは課題としてまた残りましたが、今日は選手を褒めてあげたいと思います。試合は残念な結果になりましたが、良くやったと思います。以上です。
■質疑応答
■交代の部分では、曽根田選手がトラブルで田中選手と交代し、2枚目にジエゴ選手に代わり森選手が投入されました。その狙いとジエゴ選手の交代を引っぱった狙いを教えてください。
曽根田は先程ドクターから聞きましたが、鎖骨の骨折かもしれません。正式な発表は待ってください。そこの交代が入る前に我々が外に出すチャンスもあったのですけれども、先程言いましたように、少し持ち過ぎたために3人くらい置き去りにされまして、ゴールまで運ばれたという形でした。
ジエゴについては、今日よく頑張ってましたし、クロスに対しての飛び込みが良かったので、そこで何とか点が取れるんじゃないかと。練習した形でもありましたので、ジエゴは少し疲れはありましたけれども引っぱりました。
最後、形を4-4-2にして森晃太を入れて、ジエゴも最後は疲れて足を攣ってましたので。もう少し早く入れた方が良かったなとは思いますけれども、ジエゴを最後まで引っぱってからの可能性に賭けました。1枚残すような形になりましたけれども、全体が良い形になっていましたので、動きも良かったですし、代える必要はないと思いました。
■今シーズンが終了しました。全体の出来はいかがだったでしょうか。
リーグ戦については昇格出来なかったので申し訳なく思いますし、クラブとしての目標達成をすることが出来ませんでした。今日は鹿島に勝って上に行きたかったのですけれども叶いませんでした。ルヴァンカップについても準々決勝で柏に負ける形になりました。しかし、ルヴァンカップ、天皇杯と選手たちは時にすごく過密日程の中で良くやってくれたと思います。しかも、怪我人も多かったですし、その中でよくやってくれたなと思っています。
■来シーズンに向けての収穫や繋がったことは何でしょうか。
繰り返しになるかもしれませんが、過密日程の中、そして怪我人が多い中、選手たちは全力で頑張ってくれました。それが来期への将来の甲府へ繋がると思います。若手も伸びましたし、入院をしている選手もいますけれども、怪我人が治ってきて切磋琢磨すれば将来の甲府へまた繋がっていくのではないかと思います。
■5月から就任し、選手のアグレッシブさが出るようになったと思いますが、アグレッシブさや攻撃の意識についてはどのように考えていますか。
もっと出来ると思います。例えば、ダイアゴナルに走るランニングにしても、それに連動するにしても、もっと出来ると思いますし、よくやってはくれていますけれども、まだまだいけると思います。動いてフォアチェックをしてプレッシングをしてという面では、選手たちはよく動いてくれたなと思いますし、相手のボールホルダーにもしっかり寄せてくれていましたし、力の差があったとしても2人、3人で囲って取って、良くやってくれたなと思っています。
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試合総評
天皇杯 準々決勝 『 甲府 0-1 鹿島 』
『 ACL王者鹿島に一歩及ばず。今シーズンは惜敗で終幕。夢の続きは来季へ! 』
クラブ初の天皇杯準決勝進出をかけて戦った甲府だったが、アジアチャンピオン鹿島アントラーズに惜しくも0ー1で破れた。ハードな試合日程やケガなどの荒波を乗り越えながら戦ってきた2018年のヴァンフォーレは、下唇を噛みながら終える形になった。
相手はACL覇者ということで堅く厳しい展開が予想されたものの、真っ向勝負で戦い続けた甲府。チームがこの一年培ってきたものは鹿島相手に通用するということは証明できた。しかし、肝心なチャンスで決めきれないジレンマの壁が、誰もが夢見るジャイアントキリングの希望を阻んだのは事実だ。シーズン通してチャンスを活かしきれなかったシーンは幾度となく経験した分、この試合こそ結果を残したかった。相手が鹿島だろうが、Jリーグのどのポジションのクラブだとしても。
最後まで決して諦めず全力でピッチで戦い続けた選手たちが一番悔しい想いをしているだろう。
しかし、この想いは必ず来季への糧となる。再びJ1復帰を目指すヴァンフォーレ甲府が、Jリーグでもトップクラスのチームと戦ってシーズンを終えるなんて、素晴らしい流れとも言えるのではないだろうか?
単なる悔しさだけではなく、「十分に戦えるんだ」と再確認できた。
惜しいシーンも生み出せた分、来季への課題を明確に出来た。
◆ ◇ ◆
甲府ボールでのキックオフ。
両チームともに試合開始直後からボールの出所へのチェックが激しく、なかなか前線にボールを持ち出せない展開が続く。
そんな展開ではあったが、甲府は右サイドの道渕選手、左サイドの高野選手の突破からゴール前にクロスが上がる。
前半24分には左サイドを深くえぐった高野選手からゴール前にグラウンダーのクロスが入る。これに飛び込んだジエゴ選手だったが、惜しくもボールに届かない。
ゴール前にクロスは上がるものの最後のフィニッシュに持ち込めない甲府。前半のシュートはわずかに1本。対する鹿島も、甲府の手堅い守備の前に隙を見いだせず、ミドルシュートでフィニッシュを迎える場面が増える。
前半35分にはペナルティーエリア手前から遠藤選手が左足でミドルシュートを放つ。これは枠をとらえていたが、甲府GK岡選手がファインセーブで阻止する。
シュート数的には鹿島が3本と甲府を上回ったが、お互いがっぷり四つに組んだ試合展開で前半を0-0のスコアレスで折り返す。
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監督ハーフタイムコメント
・守備は、ゴール前で相手のラストパスをしっかり予測すること。
・後半のゲームの入り方を気を付けること。